​東洋大学甫水会 神奈川県支部

支部総会は、前年度の活動を総括し、当年度の活動について支部会員の皆さまにご審議いただく大切な節目のイベントで、神奈川県支部は支部単独で支部総会を開催しています。

第一部の総会は、前年度の活動・決算および今年度の活動・予算・役員選出の各案について報告し、全て承認されました。ご参加いただいた会員の皆さまのご協力を得て円滑に議事を進行でき、この場を借りてあらためてお礼申し上げます。

第二部の講演会は、山下　信（やました　まこと）氏（東洋大学社会学部卒/同非常勤講師、元NHKエグゼクティブアナウンサー）を講師に迎え、「暮らしと放送メディア」と題して、放送メディアと人々の暮らしがどの程度密接に関わっているのかについてご講演いただきました。私たちが日常何気なく使っている言葉でも、公共放送に携わる方々は、時代によって変化する言葉の意味や社会的影響を常に念頭において慎重かつ大切に取り扱っていること、現在担当されているラジオ番組に寄せられた数々のお便りの中からいくつかのエピソード（メッセージからうかがい知る人生ドラマ）等、お話は多岐に渡りどれも大変興味深く、時には目頭を熱くして聞き入りました。最後に「40年間のアナウンサー生活を振り返って、皆さんのかけがえのないドラマを受けて止めて皆さんにお返しすることが、放送メディアが生活に寄り添うことであると思っている」という言葉で締めくくられ、感動の余韻を残すとても良いお話でした。

第三部の懇親会は、立食・ビュッフェスタイルの自由歓談で会員相互の親睦を深めていただきました。また、プロマジシャンによる華麗なマジックショーあり、サプライズゲストによる圧巻の変面ショーあり、東洋大学オリジナルグッズが当たるお楽しみ抽選会あり、と皆さまに楽しんでいただける余興を入れて多いに盛り上がりました。変面ショーは、激しく踊りながら瞬時に入れ替わる変面の技にも驚嘆でしたが、最後に現れた変面師の素顔が可愛らしい女性であったことが何よりの驚きでした！

宴たけなわのうちにお開きとなり、主催者側も充実した一日となりました。来年は更に多くの会員の皆さまにご参加いただければ幸いです。